前回はNISAの仕組みとインデックス投資の基本について書きました。今回はより実践的な話です。
独身・身軽・投資歴2年の私が、FIREを意識しながら実際にどう運用しているか、SBI証券の画面を見せながら正直に書いていきます。
📌 この記事の目次
- FIREや老後資金としてインデックス投資は有用なのか
- なぜ私は投資を始めたのか
- 2年目・私のリアルな運用成績を公開
1. FIREや老後資金としてインデックス投資は有用なのか
結論:有用です。むしろやらない理由がないと思っています。
前回書いた「長期・分散・低コスト」の3条件が揃えば、過去の歴史が示すように年平均7%前後のリターンが期待できます。
「老後2,000万円問題」が話題になりましたが、インフレが加速する今、20年後にその金額で足りるかどうかも怪しい。銀行預金の金利がほぼゼロの時代に、お金をただ眠らせておくのはむしろリスクだと私は考えています。
具体的にどれくらい増えるのか、年利7%で積み立てた場合のシミュレーションを見てください。
| 開始年齢 | 月1万円 | 月3万円 | 月5万円 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 元本 | 運用益 | 合計 | 元本 | 運用益 | 合計 | 元本 | 運用益 | 合計 | |
| 25歳〜(35年) | 420万 | 2,181万 | 2,601万 | 1,260万 | 6,543万 | 7,803万 | 2,100万 | 1億906万 | 1億3,006万 |
| 30歳〜(30年) | 360万 | 1,457万 | 1,817万 | 1,080万 | 4,370万 | 5,450万 | 1,800万 | 7,284万 | 9,084万 |
| 35歳〜(25年) | 300万 | 948万 | 1,248万 | 900万 | 2,844万 | 3,744万 | 1,500万 | 4,740万 | 6,240万 |
| 40歳〜(20年) | 240万 | 592万 | 832万 | 720万 | 1,776万 | 2,496万 | 1,200万 | 2,960万 | 4,160万 |
| 45歳〜(15年) | 180万 | 339万 | 519万 | 540万 | 1,017万 | 1,557万 | 900万 | 1,695万 | 2,595万 |
| 50歳〜(10年) | 120万 | 175万 | 295万 | 360万 | 524万 | 884万 | 600万 | 873万 | 1,473万 |
| 55歳〜(5年) | 60万 | 67万 | 127万 | 180万 | 200万 | 380万 | 300万 | 334万 | 634万 |
※ 年利7%・月次複利計算。税金・手数料は含みません。将来の運用成績を保証するものではありません。
25歳から毎月1万円を積み立てるだけで、60歳には約2,600万円(元本420万円)になる計算です。元本の約6倍。これが複利の力です。
「毎月1万円なら自分でもできそう」と思ってもらえたら、この表を作った甲斐があります。早く始めるほど有利なのは数字を見れば明らかです。
2. なぜ私は投資を始めたのか
投資を始める前、私は会社の財形年金と保険の積立でコツコツ貯めていました。でもその利回りは年平均1%程度。「まあこんなもんか」と思っていたのですが、ある時ふと気になって調べ始めました。
最初に読んだのが「敗者のゲーム」と「ほったらかし投資術」。節約・投資系のYouTuberの動画もいくつか見ました。
そこで知ったのが、長期・分散・低コストの条件が揃ったインデックス投資なら年平均5〜10%のリターンが期待できるという事実です。会社積立の1%と比べると、雲泥の差です。
さらに新NISAが始まって、利益に税金がかからなくなった。独身で守るべき家族もいないし、多少の損が出ても生活に直結しない。「とりあえずやってみて、ダメならやめればいい」という気持ちで始めました。それが2年前のことです。
3. 2年目・私のリアルな運用成績を公開
さて、実際のところどうなのか。SBI証券のスクリーンショットで確認できた最新の数字をそのまま載せます。
| 口座 / ファンド名 | 取得金額(元本) | 評価額 | 評価損益 |
|---|---|---|---|
| NISA成長 / オルカン | 240万円 | 318万円 | +78万円(+32.67%) |
| NISA成長 / ファング+ | 240万円 | 257万円 | +17万円(+7.12%) |
| NISAつみたて / オルカン | 312万円 | 388万円 | +75万円(+24.24%) |
| 合計 | 792万円 | 963万円 | +171万円 |
元本792万円に対して評価額963万円。含み益は+171万円です。
「ファング+って全然分散してないじゃないか」と思った方、そのとおりです。ファング+はフェイスブック・アップル・アマゾン・ネットフリックス・グーグル・エヌビディア・マイクロソフト・パランティア・マイクロンテクノロジー・ブロードコムの米国テック10社に集中投資するファンドです。
2つのファンドを比較すると
オルカン:世界約2,500社に分散 / 信託報酬 年率0.05775%(超低コスト)
ファング+:米国テック10社に集中 / 信託報酬 年率0.7755%(コスト高め)
独身で身軽な分、少しリスクをとった運用もしています。でもメインはあくまでオルカンです。
⚠️ 投資を始めてまだ2年。ここ数年は市場が好調だったこともあり、この成績になっています。いずれ暴落は来るし、そのときにどう行動するかが長期投資の本当の勝負だと思っています。焦って売らないために、今から心構えを作っておくことが大事です。
2回にわたって書いてきましたが、投資は難しくありません。NISAでオルカンに毎月一定額を積み立てるだけで、長期的には着実に資産は育っていきます。完璧なタイミングを待つより、早く始めることの方がずっと大事です。


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