FIREや老後に向けて資産形成を考えるとき、「インデックス投資は本当に有効なのか」「実際に資産は増えるのか」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、投資歴2年の私が、インデックス投資を始めた理由やFIRE・老後資金づくりとの相性、実際の運用成績を公開します。SBI証券での運用実績をもとに、投資初心者にもわかりやすく紹介していきます。
📌 この記事の目次
- FIREや老後資金としてインデックス投資は有用なのか
- なぜ私は投資を始めたのか
- 2年目・私のリアルな運用成績を公開
1. FIREや老後資金としてインデックス投資は有用なのか
結論:有用です。私は、資産形成を目指すうえで、インデックス投資は非常に有力な選択肢だと考えています。
前回紹介した「長期・分散・低コスト」の3つを意識することで、投資にかかるコストを抑えながら、世界経済の成長を長期的に取り込むことを目指せます。
もちろん、投資である以上、元本割れの可能性はあります。しかし、生活防衛資金を確保したうえで、短期的な値動きに振り回されずに長期保有を続けることは、資産形成において大切な考え方です。
「老後2,000万円問題」が話題になりましたが、インフレが進めば、将来必要になる金額も変わってきます。だからこそ、預貯金だけで備えるのではなく、資産を育てる方法についても考えておきたいところです。
具体的にどれくらい増えるのか、毎月の積立額と開始年齢別にシミュレーションしてみましょう。
※年利7%を12で割った月利で毎月末に積み立て、60歳まで複利運用した場合の試算です。
【月1万円のシミュレーション】
| 積立開始年齢 | 積立元本 | 運用益 | 60歳時点の資産額 |
|---|---|---|---|
| 25歳(35年) | 420万円 | 1,381万円 | 1,801万円 |
| 30歳(30年) | 360万円 | 860万円 | 1,220万円 |
| 35歳(25年) | 300万円 | 510万円 | 810万円 |
| 40歳(20年) | 240万円 | 281万円 | 521万円 |
| 45歳(15年) | 180万円 | 137万円 | 317万円 |
| 50歳(10年) | 120万円 | 53万円 | 173万円 |
| 55歳(5年) | 60万円 | 12万円 | 72万円 |
【月3万円のシミュレーション】
| 積立開始年齢 | 積立元本 | 運用益 | 60歳時点の資産額 |
|---|---|---|---|
| 25歳(35年) | 1,260万円 | 4,143万円 | 5,403万円 |
| 30歳(30年) | 1,080万円 | 2,580万円 | 3,660万円 |
| 35歳(25年) | 900万円 | 1,530万円 | 2,430万円 |
| 40歳(20年) | 720万円 | 843万円 | 1,563万円 |
| 45歳(15年) | 540万円 | 411万円 | 951万円 |
| 50歳(10年) | 360万円 | 159万円 | 519万円 |
| 55歳(5年) | 180万円 | 35万円 | 215万円 |
【月5万円のシミュレーション】
| 積立開始年齢 | 積立元本 | 運用益 | 60歳時点の資産額 |
|---|---|---|---|
| 25歳(35年) | 2,100万円 | 6,905万円 | 9,005万円 |
| 30歳(30年) | 1,800万円 | 4,300万円 | 6,100万円 |
| 35歳(25年) | 1,500万円 | 2,550万円 | 4,050万円 |
| 40歳(20年) | 1,200万円 | 1,405万円 | 2,605万円 |
| 45歳(15年) | 900万円 | 685万円 | 1,585万円 |
| 50歳(10年) | 600万円 | 265万円 | 865万円 |
| 55歳(5年) | 300万円 | 58万円 | 358万円 |
※ 年利7%・月次複利計算。税金・手数料は含みません。将来の運用成績を保証するものではありません。
25歳から毎月1万円を積み立てた場合、60歳時点の資産額は約1,801万円になる試算です。積立元本は420万円なので、運用益は約1,381万円。長い時間をかけて複利運用することで、資産が大きく成長する可能性があります。
「毎月1万円なら自分でもできそう」と思ってもらえたら、この表を作った甲斐があります。早く始めるほど有利なのは数字を見れば明らかです。
2. なぜ私は投資を始めたのか
投資を始める前、私は会社の財形年金と保険の積立でコツコツ貯めていました。でもその利回りは年平均1%程度。「まあこんなもんか」と思っていたのですが、ある時ふと気になって調べ始めました。
最初に読んだのが「敗者のゲーム」と「ほったらかし投資術」。節約・投資系のYouTuberの動画もいくつか見ました。
長期・分散・低コストを意識したインデックス投資は、資産形成の有力な選択肢です。株式市場の長期的な成長を取り込むことが期待できますが、実際のリターンは投資先や運用期間によって変わります。今回のシミュレーションでは、年利7%を仮定して将来の資産額を計算しています。
さらに新NISAが始まって、利益に税金がかからなくなった。独身で守るべき家族もいないし、多少の損が出ても生活に直結しない。「とりあえずやってみて、ダメならやめればいい」という気持ちで始めました。それが2年前のことです。
3. 2年目・私のリアルな運用成績を公開
さて、実際のところどうなのか。SBI証券のスクリーンショットで確認できた最新の数字をそのまま載せます。
| 口座 / ファンド名 | 取得金額(元本) | 評価額 | 評価損益 |
|---|---|---|---|
| NISA成長 / オルカン | 240万円 | 318万円 | +78万円(+32.67%) |
| NISA成長 / ファング+ | 240万円 | 257万円 | +17万円(+7.12%) |
| NISAつみたて / オルカン | 312万円 | 388万円 | +75万円(+24.24%) |
| 合計 | 792万円 | 963万円 | +171万円 |
元本792万円に対して評価額963万円。含み益は+171万円です。
「ファング+って全然分散してないじゃないか」と思った方、そのとおりです。ファング+はフェイスブック・アップル・アマゾン・ネットフリックス・グーグル・エヌビディア・マイクロソフト・パランティア・マイクロンテクノロジー・ブロードコムの米国テック10社に集中投資するファンドです。
2つのファンドを比較すると
オルカン:世界約2,500社に分散 / 信託報酬 年率0.05775%(超低コスト)
ファング+:米国テック10社に集中 / 信託報酬 年率0.7755%(コスト高め)
独身で身軽な分、少しリスクをとった運用もしています。でもメインはあくまでオルカンです。
⚠️ 投資を始めてまだ2年。ここ数年は市場が好調だったこともあり、この成績になっています。いずれ暴落は来るし、そのときにどう行動するかが長期投資の本当の勝負だと思っています。焦って売らないために、今から心構えを作っておくことが大事です。
投資について2回にわたって紹介してきました。
私自身、投資を始める前は難しそうだと感じていましたが、NISAでオルカンを中心に積立投資を続けることで、資産形成に取り組めています。
今回紹介したシミュレーションは、長期投資と複利の効果をイメージするためのものです。実際の運用成績は市場の状況によって変わりますが、無理のない金額で早くから資産形成を始めることには、大きな意味があると考えています。
これからも、自分自身の運用実績を公開しながら、FIREを目指す過程を発信していきます。
投資を始めたきっかけや、「投資はギャンブルなのか?」という疑問については、こちらの記事で紹介しています。

