難病経験者が語る医療保険不要論!?【固定費見直し第3回】

固定費見直し

皆さんはどんな保険に加入していますか?

日本人は保険に加入しすぎていると言われています。私自身、様々な大病を経験し、長期入院も経験しました。その経験をもとに、病気にかかった際のリアルな経済と、退院後に保険を見直して変わったことをお話しします。

📋 この記事の目次

  1. 高額療養費制度・指定難病医療費助成制度が助けてくれる
  2. 医療保険が必要な人、必要でない人
  3. 入院中にお金の勉強をして、保険契約を見直したこと
  4. 保険に関する私の考え方

1. 高額療養費制度・指定難病医療費助成制度が助けてくれる

病気にかかったことがない方は、この制度を知らない方が多いと思います。まずはチャッピー先生(ChatGPT)に質問した結果をもとに解説します。

高額療養費制度とは

1ヶ月間の医療費自己負担額が一定額を超えた場合に、超えた分が払い戻される制度です。

項目内容
対象者健康保険・国民健康保険加入者
対象となる費用診察・入院・手術・薬代などの保険診療
対象外の費用差額ベッド代、食事代、診断書代、自費診療
上限額年齢・所得によって異なる
申請方法健康保険組合や共済組合へ申請(自動支給の場合もあり)
利用回数制限なし

医療費100万円の場合のイメージ

内容金額
医療費総額100万円
通常の3割負担30万円
高額療養費制度適用後約8〜9万円程度
軽減額約21〜22万円

※年収約370万円〜770万円の会社員の場合の目安

⚠️ よくある勘違い

「医療費は全額戻る」→ 上限超過分のみ戻る
「個室代・食事代も対象」→ 対象外
「自動的に安くなる」→ 事後申請が必要な場合がある

指定難病医療費助成制度について

難病にかかる方の割合は多くないので詳細は割愛しますが、私自身も自己免疫性溶血性貧血という指定難病にかかり、この制度に大変助けられました。私の場合、自己負担上限は月2万円でした。高額療養費制度よりも有利に働く場合が多いです。

また、お勤めの企業によっては付加給付制度というものもあります。公務員や大企業などの共済組合・健康保険組合が、高額療養費で足りない部分を独自に補助してくれる制度です。

私が実際にかかった費用

実際に難病で入院したときの費用を公開します。

保険適用なしの請求金額

2,165,970円

自己負担額の内訳

保険診療自己負担:99,090円
食事料自己負担:42,780円
当月の請求額合計:141,870円

付加給付制度による還付(会社より)

▲79,358円

最終的な実質負担額:62,512円

2,165,970円の医療費が、最終的には62,512円の負担で済んだ。

この数字を見てもなお、医療保険が必要だと思いますか?

2. 医療保険が必要な人、必要でない人

私個人の意見としては、医療保険は多くの人に必要ありません。難病を2度経験した、いわば「不幸の宝くじの当選者」である私がそう言っています。

以下はチャッピー先生(ChatGPT)に質問した比較表です。

項目医療保険に入るべき人入らなくてもよい人
貯蓄額数十万円程度しかない数百万円以上の貯蓄がある
職業自営業・フリーランス会社員・公務員
収入の安定性病気になると収入が大幅減少傷病手当金や福利厚生が充実
家族構成子どもが小さく家計に余裕がない独身または十分な資産がある
投資経験投資をしていないNISAや資産形成を継続中
保険に求めるもの安心感を重視資産効率を重視
考え方万が一に備えたい自分でリスクを負担する

入院当時の私はギャンブル狂で貯金もない状態でしたが、会社入社時に勧められるがまま加入していた医療保険の保険金をありがたく受け取りました。ただ、保険金がなくても医療費の支払いに困る要素は正直ありませんでした。それがわかったので、私は医療保険不要論者になりました。

3. 入院中にお金の勉強をして、保険契約を見直したこと

そう言いながら、私は今も医療保険に加入し続けています。

理由は2つです。難病患者としていつ再発してもおかしくない状況であること、そして将来的にFIREで会社を辞めることを考えているからです。会社員でなくなると傷病手当金が使えなくなるため、その備えとして継続を選びました。

一方で、会社入社時に意味もなく加入させられた生命保険は即解約しました。独身には何の意味も持たない保険だったからです。

⚠️ 私の今の毎月の医療系の保険の支払い総額は3766円です。

4. 保険に関する私の考え方

保険は、自分でまかないきれない損失を補填するためのもの。

これが私の保険に対する基本的な考え方です。具体的に考えてみましょう。

  • 交通事故で相手を死亡させた → 賠償責任はいくらになるか想像できますか?
  • 隣家の貰い火で自宅が全焼した → その損失はいくらになりますか?
  • 大黒柱が突然死亡、子供が乳飲み子だったら → 残された家族の生活費は?

これらに共通するのは、自分一人では到底まかなえない金額になりうるということです。

保険の要・不要を整理すると

✅ 自動車保険(対人対物無制限):必須。これは大人の常識です。

✅ 火災保険:必要性が高い。隣家の貰い火は重大な過失がない限り隣家に賠償請求できません。つまり貰い火でも自分の損失になります。記事を書くまで私も知りませんでした。

⚠️ 死亡保険:独身には不要。既婚者で専業主婦の妻・小さい子供がいる場合は検討の余地あり。ただし遺族年金等の公的保障も加味して必要額を計算してから。

❌ 医療保険:貯蓄と高額療養費制度で対応できる人には不要。

⚠️ 保険会社の職員に勧められるがまま加入することは絶対におすすめしません。

彼ら彼女らは利益第一です。無料相談窓口・銀行窓口・お金に関する窓口に近寄ることも慎重に。そこにいるのは「いかにあなたのお金を取るか」を考えている人たちです。

お金に関することは、個別具体的な数字を自分で算出し、不足分だけを保険で補う。これが正解です。

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