賃貸物件から引っ越そうとしている方へ、知っておいてほしいことについて話をしていきます。
- 国交省から発出されている「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を読みましょう
- 電話でのやりとり❌、メールでのやりとり⭕️
- 退去前に写真を撮りましょう
- 退去立ち会いをされる場合、その場で安易にサインはしない
順番に解説していきます。
1. 国交省のガイドラインを読みましょう
まず、退去することが決まった時に、国交省から発出されている「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を読むか、AIに要約してもらう等して多少なりとも知識を身につけましょう。
無知では不動産会社から言われるがまま信じやすくなってしまいます。おそらく「原状回復」と言われると、多くの方は「元の状態に戻すこと」を意味すると思っている方が大多数と思われますが、実際の意味は異なります。そうしたことを知らなければ、元に戻すための費用として不動産会社から請求されるがまま大金を退去費用として支払うことになってしまいます。
なので、多少なりとも国交省のガイドラインは読みましょう。
▶ 国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」(公式ページ)
ちなみに退去連絡を入れる時は、
「退去費用の請求は国交省のガイドラインに沿ってお願いします。」
とメールで入れると、何も知らない人と思われないで良いと思います。
私は専門家ではないので、この記事だけを鵜呑みにすることなく、賃貸契約書と国交省のガイドラインを確認し、自分の大切なお金を守りましょう。
2. 電話でのやりとり❌、メールでのやりとり⭕️
不動産会社の人とやりとりをする際は、電話でのやりとりはやめて、やりとりの記録が残るメールでのやりとりにしましょう。
過去記事でも書きましたが、仲介手数料無料のサイトを使って初期費用の見積もりを出した時に、しれっと仲介手数料込み込みの金額見積もりが送られてきた過去が私にはあります。
全ての会社ではないと信じたいですが、こちらが指摘しないとしれっとお金を請求する業界としての認識が私にはありますので、言った言わないにならないようにやりとりがしっかりと残るメールでのやりとりをおすすめします。
3. 退去前に写真を撮りましょう
立ち会いをする・しないにかかわらず、退去前には部屋の写真を撮っておくことをおすすめします。壁・床・天井・水回り・設備など、できるだけ多くの場所を撮影しておきましょう。できれば日付がわかる形で保存しておくと安心です。
また、立ち会いをしない場合には退去前に写真を撮影しておくことがトラブル防止のためにしておくべきだと個人的には思います。
「何も問題が起きなかったら無駄じゃない?」と思うかもしれません。でも、退去費用で揉めたときに「退去時にはこういう状態だった」という証拠になる可能性があります。写真を撮るだけならお金はかかりません。私なら絶対にやります。
4. 退去立ち会いをされる場合、その場で安易にサインはしない
退去立ち会いは絶対にしなければならないものではありません。立ち会いを不動産会社が求める理由は、その場でサインをさせたいからです。サインをした後に退去費用のことで揉めた際に、サインがあることが不動産会社に有利に働くからです。
これは私がインターネットで知ったことです。
私は2年前に賃貸契約解除に伴う退去立ち会いを行いました。退去立ち会いに先立ち、メールで国交省のガイドラインに則った対応をと送った上で、退去立ち会いはしない旨を伝えていましたが、根負けして退去立ち会いに行くことになってしまいました。
この時に、メールで「立ち会いはするが、当日の書類への署名はしません」と伝えた上で立ち会うことになりました。
退去立ち会いに来たのは、管理会社1名と下請清掃会社1名の2名でした。6年住んだ物件でしたが、シャワーホースとシャワーヘッドの接続部分が外れたことと、便座のネジが紛失していました。
シャワーホースについては管理会社へ退去連絡前から伝えていました。下請清掃会社は私に修理費用請求のような話でしたが、管理会社からは連絡をもらっていたので請求はなしに。便座のネジ紛失についても、管理会社から「温水便座に変えるから請求はしない方向で」と話がまとまり、結局請求費用は0円でした。ただし、特約でクリーニング費用だけは敷金をそのまま充当される形になりました。
よくよく考えれば、シャワーホースの接続部分については、国交省のガイドラインに則れば、事前連絡があろうがなかろうが、借主負担ではないことも分かります。便座のネジは完全に私が悪いんですけどね。笑
そんなこんなで、知識がなく立ち会えば言われるがまま費用負担をしてしまいそうじゃないですか?
余談ですが、立ち会い後、メールで「立ち会い完了の署名はしません」と説明したはずなのに「署名してもらえませんか?」と言ってきたことに対しても、個人的には信用できないなと思いました。
立ち会いはするべきではないと思いますが、もし立ち会いをされるのであれば、その場で立ち会い書類にサインはするべきではありません。ちゃんとした請求なのかを有識者に相談等をした上で、郵送対応等にするべきだと個人的には思っています。
今回は賃貸契約についての記事を書いてみました。少しでも役に立つ記事となっていたら幸いです。

