難病になって初めて気づいた「体は資本」の本当の意味

体験談・人生

「体は資本」という言葉、大体の方は聞いたことがあると思います。その名の通り、

健康な体こそが全ての活動や仕事の基本

という意味です。過去記事でも記載していますが、私は自己免疫性溶血性貧血という難病を患っています。今は病状も落ち着いており、普通に働いています。そんな私が、病状が悪かった時のこと、そんな時に思っていたこと、今となって感じていることについて話をしていきます。

1. 病状悪化時の私の状況

私の病気を簡単に説明すると、自己免疫性溶血性貧血という難病です。

本来、体を守るはずの免疫が自分自身の赤血球を攻撃してしまい、赤血球が壊されて貧血になる病気です。

私の場合、症状が悪化すると日常生活にも大きな影響が出ます。現在は病状も落ち着いており、普通に働けています。

私の病気はちょっとしたことがきっかけで再発するリスクがつきまとうもので、風邪・インフルエンザ・コロナウイルスなどがきっかけで再発してしまいます。直近では、コロナウイルスにかかったことがきっかけで再発し、3ヶ月間の長期入院を余儀なくされました。退院後も3ヶ月ほどの自宅療養を経て仕事復帰となり、合計6ヶ月間仕事を休むこととなりました。

入院中の生活はというと、読書・看護師さんとの談笑・動画を見るなどです。はっきり言って、めちゃくちゃ退屈です。病状がどん底の時には主治医からベッドから動くなとまで言われたこともありました。トイレはベッド上でしてと言われたものの、まだ若かった私にはプライドがありましたので、大便だけは懇願して看護師さん付き添いのもとトイレに行かせてもらっていました。笑

また、再発を医者から宣告された時、血小板(出血を止めるためのもの)の数字がほぼ0で、出血したら血が止まらない状態になっていたのですが、普段全く涙を流さない私が、時間外の病院の一角で、一人号泣したことを今でも覚えています。死を身近に感じたのはこの時が初めてでした。

それまでは、どこかで「自分は大丈夫だろう」と思っていました。でも、この時ばかりは本当に怖かった。健康で普通に生活できることが、どれほどありがたいことなのかを痛感しました。

1週間くらいの入院ですぐに治るようなものだったら、ちょっとした休息感覚でいいのかもしれませんが、自宅療養も含め数ヶ月に及ぶ休みをとっていると、不思議と仕事に行きたいと感じるようになりました。働いている今は仕事休みたいと思っていますが。笑

3か月間の入院生活は、何もすることがなく、ただベッドに横になっているだけの苦痛な時間でした。

1日がとても長く感じたので、退院までの日数を数えるために退院日までの日数分のチロルチョコを買い、毎日1個ずつ食べていました。チョコがなくなったら退院できる、そんなことを考えながら過ごしていたのを覚えています(笑)。

あの苦しい経験があったからこそ、健康な体は何物にも代えがたいという思いが、今も自分の中に強くあります。

2. 体は資本と言われる理由

入院生活を経験して、改めて気づいたことがあります。

それは、健康な体がなければ、仕事も勉強も、好きなことも思うようにできないということです。

健康は、当たり前にあるものではありません。だからこそ、普段から体を大切にすることが重要だと感じています。身近なところで、

  • 歯が虫歯だらけで痛みに耐えていたら、仕事や勉強に集中できません。
  • インフルエンザにかかって発熱40度あったら、だるさ・頭痛に犯されて仕事や勉強に集中できません。

これが私のような難病だったり、癌だったりしたら数倍大変な思いをするし、下手したら命を失う可能性だってあるわけです。

だから、当たり前のことを声を大にして言います。

難病経験者の私にとって、健康体以上に大事なものはありません!!
健康体があれば幸せに生きていくことはできると私は信じています。

そして、お金を稼ぐことができなくなったら元も子もないのです。

だからこそ私は、病状が落ち着いている今も健康を意識した生活を心がけています。

  • 毎月欠かさず通院して経過観察を続けること
  • 食事に気をつかい、良い食材・調味料にお金をかけること
  • 適度な運動を心がけること
  • 適度な飲酒にとどめること

完璧にできているとは言えませんが、意識するだけでも違うと思っています。

3. 病状が落ち着いた今私が思うこと

病状が落ち着いている今、私は高頻度で旅に出かけています。退院後の2年間で、京都・大阪には数えきれないくらい行きましたし、九州・屋久島・佐渡島・三重県・千葉県・飛騨高山・ポーランド・チェコ・ドイツにも行きました。

旅行に行って、雄大な自然をたくさん見て、ご当地の食べ物を食べて、温泉にゆっくりと浸かるなど有意義な時間を過ごすことができています。今もこの記事を書きながら、次はどこに行こうかと思案する日々です。

まだ、人生を語るには早いかもしれませんが、今は以前よりも、「生きること」そのものを楽しめるようになった気がします。水戸黄門ではないですが、

人生楽ありゃ苦もあります。

そして、

明日やろうは馬鹿野郎

ですよ。

私の場合、仕事ももちろん苦ですが、病気も苦です。でも、苦があるからこそ、楽しい時間がより楽しく感じられるのだと思います。

だから私は、これからも健康な体を大切にしながら、行きたい場所へ行き、食べたいものを食べ、やりたいことをやって、人生を楽しんでいきたいと思っています。それが今の私の生き方です。

まとめ|健康な体があるからこそ人生を楽しめる

今回は、難病を経験した私が「体は資本」という言葉の本当の意味について紹介しました。

この記事で伝えたかったことは、次の3つです。

  • 健康を失うと、仕事や勉強、好きなことも思うようにできなくなる
  • 健康で普通に生活できることは、決して当たり前ではない
  • お金を貯めることだけでなく、健康を大切にしながら今の人生を楽しむことも重要

私自身、長期入院を経験したことで、健康のありがたさを改めて実感しました。

資産形成も大切ですが、お金は人生を豊かにするための手段の一つです。

健康な体を大切にしながら、行きたい場所へ行き、やりたいことを楽しむ。これからも、そんな生き方を続けていきたいと思います。

私が3か月間の長期入院で実際にかかった医療費や、休職中の収入については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

▶ 3ヶ月の長期入院でかかったお金は?医療費・休職中の収入・生活防衛資金を実体験で解説

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